NHKのクールジャパンを見ていたら、外人から見た日本人の不思議な行動をやっていてエレベーター内で日本人が無言なことが出ていました。エレベーター内に限らず、どんな場面でも公の場での日本人同士の会話はとても少ないのだと思います。電車の中でも、特にコロナ禍で、何か騒がしいなと思うと外人同士の会話、酔っぱらった日本人、日本人の上司と部下の会話がほとんどです。今はほとんどの人が携帯を見ていますが、携帯が普及する前も同じだったんではないでしょうか? 1990年にアメリカに初めて行ったときにも、エレベーター内での会話には最初、戸惑いました。HiとかHi, How are you?とかは普通にありますし、いきなり天気がどうのこうのと話かけられますし、最初はこの人知っている人だっけ?などと思ったりもしました。ある時、アメリカ人の友達に、初対面でも話すのは何か理由があるのか?と聞いてみました。その友達は宗教的な背景もあるのでは? また、狭い空間の中で私は変な人じゃないよーというアピールも背景にはあるかもしれないと言っていました。クールジャパンでも言っていましたが、多くの外国では話しかけたりするのが普通の様です(スウェーデンだけは日本と同じで話かけないとのことで興味深かったですが)。日本はアメリカ的な多民族国家ではないし、基本はとても平和ですし、エレベーター内でも「私は安全な普通の人」ですアピールは必要はないのだろうと思いますし、面識のない人に遠慮して話かけない日本人的奥ゆかさは悪いことはないと思います。しかし、同じマンションに住んでいて、すれ違うときに軽い挨拶をするのが普通で、日本の様に無視するのは最低という話はうなづけました。