11月20日の読売新聞、11月24日の読売新聞の地域版に「病院の実力」として前立腺がんの手術数が載りました。当院は東京でNo.1でした。全国では熊本の済生会熊本病院、千葉の国立がんセンター東病院に次いで3位でした。大学病院など最も競争の激しい東京でダントツのNo.1であったことは誇るべきことと思います。東京都に限らず、遠方から来て頂いた患者さん、紹介してくれた医療関係者の皆さんに感謝します。当然ですが手術を担当する医師だけでなく、手術室・病棟・検査室・外来・事務など全てのスタッフの努力・協力のお陰で泌尿器科・婦人科の専門病院として認知されてきましたので感謝です。これまた当然ですが、症例数だけでなく、その質が問題であり、今後もさらに安心・安全・機能を残すより良い手術を極めたいと思います。世界をみるとフロリダのパテル先生が世界一の手術数で既に1万人以上手術をしており、病院としても年間千例前後、実施していると思います。パテル先生とは、私がヒューストンのベイラー医科大学にいた時に、私がパテル先生に研究方法を教えたそうで(私の記憶は曖昧なのですが)、彼が新宿の東京医大に手術を教えに来てくれた時に指摘され、大変驚きました。数が全てではありませんが、やはり1万人を経験しているパテル先生の手術は洗練されています。私だけでなく当院の目指すところは主にロボット手術を通して最高の結果をできるだけ多くの方に提供することと思います。「東京国際」の名に恥じぬ様今後も頑張っていきます。