米国:お金の経験3

Dr. Ohori

米国:お金の経験3

2000年の頃の話ですが、ボスのスカルデイーノ先生とオフィースで仕事をしていると電話がかかってきて何やら給料の話をし始めました。噂で聞いていたので相手はフランスの泌尿器科の先生で世界でも最も有名な腹腔鏡手術の第一人者でした。私がいることも意に介さず、具体的な金額を話していましたが、「基本給17万ドル(その頃は1ドル110円?ですから1800万円)でどう?」。米国は手術をすれば手術をした医師にお金が入りますから、かなりの額が上乗せされます。それにしても、MSKCC(スロンケタリングがんセンター)は大学ではありませんが、泌尿器科のトップの人が給料交渉できるということにも驚きました。ちなみにボスは億もらってた様です。その後、日本に帰って大学に勤めましたが、講師から准教授にしてもらった時に月300円増えました!!あーーありがたい!?!お金が全てじゃありませんよね!

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