手術難民

Dr. Ohori

手術難民

手術難民という言葉は好きではありませんが、実際、多くの大学病院などがコロナのために手術を中心したりで減らしています。コロナは現時点で世界の脅威でどの病院も一番に取り組まなければいけません。しかし、一方で他の病気、特にがんを治療しようとしている人にとっては、手術を延期し、待つこと自体が恐怖だと思います。実際、我々の病院に他の病院で手術予定だったけれどキャンセルされたのでと手術を希望して来られる方が増えています。我々の病院は泌尿器科や婦人科の専門病院なので肺炎の高度な治療をするための発熱外来などは実際、できません。幸い、現在まで病院スタッフに感染は出ていません。可能な限り予防していますし、他の病院同様に入院患者さんの家族の面会などは全面的に禁止させてもらったりしています。私自身、大学勤務が長かかったので現在も第一線で感染と戦っている大学や大きな病院のスタッフの皆さんのご苦労は想像できますし、感謝しかありません。我々の病院のできることは、小さいながらも手術をどんどんしている病院ですので難民となっている方へ少しでも貢献することだと感じています。晴れやかな朝が来ることを信じ、強く願ってます。

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