長年、医師をやっていると20年ものお付き合いの方が大勢います。何万人?も診てきましたが、特に手術をした人を中心にお顔・表情は良く覚えています。経過が良く6ヶ月、1年ごとに会うのですが、時々「わあー歳をとられたー」と思う方がいる一方で「相変わらず元気」と感じる方もいます。泌尿器科なのでほとんどが高齢の男性ですが、色々お話を聞くと、70代でも80代でも現役で仕事をされてる方は「元気」な傾向があるなと感じます。60歳、65歳で定年を迎え「365日毎日、休日ですから」と自虐的に言う方が多いですが、それはそれで余裕のある良い暮らしと思います。これは良い悪いではないですが、定年を迎えても「仕事の様に」毎日ジムに行く、毎日畑仕事をする、趣味に没頭する、方達は元気に見えます。私もそろそろ64歳になります。前は手術をする対象の多くが年上でしたが今は年下もかなり多くなってきました。幸い、ダヴィンチで良く見える手術なので頭が働き、手が動けば手術はかなり長期間続けられます。可能な限り継続して、多くの人に貢献できればと思いますし、多分、そのことが自分の元気の素だろうなーと感じてます。