ロボット前立腺全摘1000例達成!
ザリガニの鳴くところ
手術、外来、病院運営などなど多忙な毎日ですが、読書だけは時間を見つけては継続しています。本屋さんに行くと、色々なランキングで「これが面白い」という広告・宣伝に溢れていて、それに乗せられて買うのにちょっと抵抗を感じますが…
HINOTORI
ロボット手術で用いてるアメリカ製のダヴィンチはとても頑丈で素晴らしい機械です。世界中で3000台を超えるダヴィンチ、日本でも400台が稼働しています。先週だけでも当院で5人のロボット手術をしましたが、私が医者になった3…
前立腺レクチャー6:ロボット手術
転移のない早期前立腺がんの標準的な治療の一つに古くからある手術があります。古くからありますが、もともと前立腺が骨盤の一番奥底にあるために開腹手術は難しい手術でした。お臍から下にまっすぐ10−15cmほどの傷をつけ、覗き…
電気自動車は本当にクリーンなのか?
Numbers Don’t Lie (バーツラフ・シュミル著、栗木さつき、熊谷千寿訳、N H K出版)を読んでいます。世界に起こっていることを数字で表して解釈していますがとても面白いです。 最近ではさらに電気自動車・自…
100歳時代の排尿対策②前立腺肥大症
前立腺は膀胱の下に尿道を取り巻く様に存在するものです。多くが年齢とともに大きく(肥大)なり、その結果、尿道を圧迫して、尿の勢いが弱くなります。尿の勢いが弱くなると、出しきれない尿が膀胱に残ります(残尿)。残尿が増えると…
ロボット手術1000例達成
2009年の2月に前立腺がんに対するロボット手術(ロボット支援前立腺全摘術)を始めて以来、昨年には1000例に達しました。今では前立腺がんはもちろん、腎がんの腎部分切除術、膀胱がんの膀胱全摘術、腎盂尿管移行部狭窄症もロ…
スマホ脳2
アンデシユ・ハンセンというスウェーデンの精神科医の著書「スマホ脳」(新潮新書、久山葉子訳)は示唆に富んでいます。私たちは1日に2600回以上スマホに触り、平均して10分に1回はスマホを手にとっているそうです。さらに3人…
100歳時代の排尿障害対策①
年齢が進むにつれ、ほとんど病気も増えて行きます。平成10年の国民生活基礎調査によると要介護者や寝たきりの頻度は年齢が進むと増えて、寝たきり(全く寝たきり、ほとんど寝たきり)は75−79歳で人口千人あたり46人、…
スマホ脳
アンデシユ・ハンセンというスウェーデンの精神科医の著書「スマホ脳」(新潮新書、久山葉子訳)を読んでいます。もうとっくにスマホは生活から切り離せないものになっていますが、多くの人がスマホに占拠された様な生活はどうなんだろ…