ロボット手術の弊害?


100歳時代の排尿対策②前立腺肥大症
前立腺は膀胱の下に尿道を取り巻く様に存在するものです。多くが年齢とともに大きく(肥大)なり、その結果、尿道を圧迫して、尿の勢いが弱くなります。尿の勢いが弱くなると、出しきれない尿が膀胱に残ります(残尿)。残尿が増えると…

ロボット手術1000例達成
2009年の2月に前立腺がんに対するロボット手術(ロボット支援前立腺全摘術)を始めて以来、昨年には1000例に達しました。今では前立腺がんはもちろん、腎がんの腎部分切除術、膀胱がんの膀胱全摘術、腎盂尿管移行部狭窄症もロ…

スマホ脳2
アンデシユ・ハンセンというスウェーデンの精神科医の著書「スマホ脳」(新潮新書、久山葉子訳)は示唆に富んでいます。私たちは1日に2600回以上スマホに触り、平均して10分に1回はスマホを手にとっているそうです。さらに3人…

100歳時代の排尿障害対策①
年齢が進むにつれ、ほとんど病気も増えて行きます。平成10年の国民生活基礎調査によると要介護者や寝たきりの頻度は年齢が進むと増えて、寝たきり(全く寝たきり、ほとんど寝たきり)は75−79歳で人口千人あたり46人、…

スマホ脳
アンデシユ・ハンセンというスウェーデンの精神科医の著書「スマホ脳」(新潮新書、久山葉子訳)を読んでいます。もうとっくにスマホは生活から切り離せないものになっていますが、多くの人がスマホに占拠された様な生活はどうなんだろ…

前立腺レクチャー5:診断の流れ
下の図に前立腺がんの診断の流れを示しました。かなり前(30年前ー)は血液検査のPSAがありませんでしたので骨転移のよる腰痛やひどい排尿障害や血尿を契機に前立腺がんが発見されることが多く早期前立腺がんは少なかったのです。…

ほっとする生き方
精神科医・医学博士の斎藤茂太さんの「ほっとする生き方」を読んでいます。あまり「生き方」「How to本」は読まない様にしています。皆、良いことが書いていると思いますが、何かパターンにはまってる気がして、むしろ色々な分野…

点を繋げる
ちょっと行き詰まった時、力が出ない、元気が出ない時、本を読んだり、YouTubeで歌を聞いたりしますが、自然に定期的に見るのがMacの創始者であるステイーブン ジョブスのスタンフォード大学卒業式でのスピーチです。ジョブ…

前立腺レクチャー4:MRI
今や前立腺がんの診断にはなくてはならない存在になりました。もともと前立腺の内部構造を見るにはMRIが最も良い画像でしたが、最近ではますます進化すると同時にPI-RADS(Prostate Imaging-Reporti…