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ご来院の皆様へ

子宮頸がんワクチン接種

子宮頸がんワクチン予防接種 vaccination

日本では年間約10,000人が子宮頸がんを発症し、毎年約2,800人の女性が子宮頸がんで亡くなっています。
HPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められました。その為、HPVワクチン定期接種の積極勧奨が令和4年より再開されました。
東京国際大堀病院では子宮頸がんの原因となるヒトピロマウイルスの感染を予防する9価HPVワクチン「シルガード9」の公費接種受付(完全予約制)を電話予約のみ(ネット予約は不可)で行なっております。
なお、9価ワクチン「シルガード9」はお電話いただき予約が確定した後、当日問診・診察を行い接種可能かどうか判断し、接種いただきます。
公費(無料)で9価ワクチン「シルガード9」を接種に来られる16歳未満の方は原則、保護者同伴の上お越しください。また公費負担(無料)によるキャッチアップ接種を実施しております。

子宮頸がん・HPVワクチンなどの情報については「みんパピ」サイトをご覧ください。

シルガード9について

このワクチンは子宮頸がんの原因となるほとんどのHPV型の9種88.2%に予防効果があることが確認されています。4価ワクチンと比較した国際共同臨床試験では、4価ワクチンと同等のHPV6、11、16、18型の感染予防効果を示した上でHPV31、33、45、52、58型への感染を9割以上減少させました。
又副反応は従来の4価ワクチンと同程度で、海外と日本人集団での差も見られませんでした。令和5年4月より公費負担になりました。
尚、年齢と接種間隔により2回接種、3回接種のパターンがあります。

各ワクチンの対応型

  • HPV2価ワクチン(サーバリックス):16、18型
  • HPV4価ワクチン(ガーダシル4):6、11、16、18型
  • HPV9価ワクチン(シルガード9):6、11、16、18、31、33、45、52、58型

ワクチン接種費用

シルガード9(自費の場合)
  • 接種費用は1回30,800円(税込)になります。3回必要で92,400円(税込)になります。自費で接種を希望される方はカバー範囲の広いシルガード9をおすすめいたします。
  • 初回来院時に3回分全額お支払いいただきます。ワクチン接種の為の診察来院は無料となります。
ガーダシル4

キャッチアップ接種について

公費負担(無料)によるキャッチアップ接種を実施しております。
HPVワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

実施期間令和4年4月1日~令和7年3月31日(3年間実施)
対象者1997年4月2日生~2007年4月4月1日生の女性(高校2年生~26歳の10学年)
費用対象年齢の方は無料(公費負担)です。*接種歴が確認された方は対象外となります。
接種方法「キャッチアップ接種」と印のついた予診票をご持参ください。対象者には「キャッチアップ接種」と印のついた予診票が昨年送付されております。お手元にない方は申し込みが必要となります。各自治体ホームページをご確認の上、予診票をご請求ください。

ご来院にあたっての注意事項

  • 住民票のある市町村からお知らせが届きますのでそちらをご覧ください。
  • 母子手帳による予防接種歴を確認させていただきますので必ずご持参ください。尚、ご持参いただけない場合は接種を受けていただくことができません。
  • 16歳未満の方は安全の為原則保護者同伴とさせていただきます。やむを得ず13歳以上、16歳未満の方がおひとりで来院される際は同意書が必要となり、持参していない場合は接種できません。三鷹市のホームページよりダウンロードしてお持ちください。
  • 接種可能なお住まいの地域:三鷹市・武蔵野市・調布市・小金井市・杉並区・世田谷区

シルガード9・ガーダシル4についてのQ&A

Q1 対象年齢は?

9歳以上となっております。最も推奨される年齢は10歳~14歳とされています。
次に15歳~26歳の女性です。しかし26歳以上の女性においても接種意義が報告されています。
特に15歳以上の女性や任意接種希望の方にはカバー範囲の広い9価ワクチンをおすすめします。

Q2 注射をする場所は?

筋肉内注射になります。注射後30分は安静にして頂きます。

Q3 副反応は?

一般的にワクチンを接種すると、接種した部位が腫れたり痛むことがあります。これは体の中でウイルス感染を防御する仕組みがはたらいている為に起こる症状で、通常は数日間程度で治まります。長く続いたり気になる症状がある場合はご相談ください。

主な副反応として、発熱や接種した部位の痛みや腫れかゆみ、注射による痛み、恐怖、興奮などをきっかけとした失神などが報告されています。頻度は非常に少ないですが、アナフィラキシー(約96万接種に1回の割合)、ギラン・バレー症候群(約430万接種に1回の割合)、血小板減少性紫斑病、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)(約430万接種に1回の割合)などの症状が報告されています。また、HPVワクチン接種後に報告された、広い範囲に広がる痛みやかゆみ、発赤、手足の動かしにくさ、不随意運動などを中心とする『多様な症状』は、「HPV ワクチン関連神経免疫異常症候群(HPV vaccine associated neuropathic syndrome:HANS)」と呼ばれていますが、現在までにHPVワクチンが原因であるという因果関係を証明する科学的・疫学的根拠は示されていません。

HPVワクチンの副反応疑い報告頻度は0.08%(2,584人/約338万人)、副反応疑い報告で確認できている未回復の割合は0.005%(186人/約338万人)であり、海外での大規模比較試験では、接種者と非接種者間に重大な有害事象の発生率に差はありませんでした。

Q4 もっとくわしく子宮頸がんについて調べられますか?

子宮頸がん予防情報サイト「もっと守ろう.JP」http://www.shikyukeigan-yobo.jp/をご参考にしてください。

Q5 ワクチンや副反応についてなど詳しい情報はどこから確認できますか?

厚生労働省のホームページより確認できます。
厚 生 労 働 省 HP 「 HPV ワクチンの接種を検討している お子様と保護者の方へ」
hpv180118-info01.pdf (mhlw.go.jp)

厚 生 労 働 省 HP 「 HPV ワ ク チ ン を 受 け る お 子 様 と 保 護 者 の 方 へ 」
hpv180118-info02.pdf (mhlw.go.jp)

子宮頸がんワクチン接種のご予約・受付について

子宮頸がんワクチンの接種については、電話での完全予約制(ネット予約は不可)になっております。
予約をご希望の方は以下の電話番号からお気軽にお問い合わせください。
※初回来院時に接種日の予約をお取りいたします。

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受付時間:午前8:30〜11:30 午後13:00〜16:00

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