



当院では2020年4月~婦人科開設に伴い、
東京国際大堀病院ロボット手術センターを開設いたしました。
これまでの泌尿器科手術治療に加えて
婦人科疾患に対するロボット支援手術を開始いたします。
ロボット手術センターを整備し、ロボット支援手術を一元管理することで、
患者さんが手術を待つ期間(待機期間)をできる限り短くすることが可能になりました。
また骨盤臓器脱の治療に関しては、泌尿器科医と婦人科医が連携し、最適な治療を提供いたします。
ロボット手術とは?
手術支援ロボットda Vinci(ダヴィンチ)を用いたロボット手術は、腹腔鏡下手術と同様に、患者さんの体に小さな穴を開けて行う傷口が小さい身体への負担の少ない治療方法です。またお腹の中に二酸化炭素を注入し膨らませることで、止血効果をもたらします。
術者は精細な拡大3D画像を見ながら、人間の手よりも自由度が高く(7方向360度)精密な動きが可能となるアームの先端を活かして手術操作を行います。
従来の手術に比べて傷口が小さく、術中の出血量が減少し、術後の痛みも少ないため、患者さんの早期社会復帰が期待できます。また結果として、身体の機能の温存や入院期間の短縮といった患者さんへの負担の軽減が可能になりました。

手術支援ロボット「ダヴィンチ」
低侵襲手術を支援する
ダヴィンチの3つの機器
ロボット支援手術における患者さんのメリット
身体的な負担が少ない腹腔鏡下手術の特長を生かしながら、
人の手による手術の問題点をロボットの機能で克服
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- Merit1
- 身体への負担の少なく傷口が小さい
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- Merit2
- 開腹手術と比較して出血が少ない(輸血量1%以下)
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- Merit3
- 入院期間が短く術後の痛みも少ない
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- Merit4
- 複雑かつ繊細な手術が可能で合併症が少ない
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- Merit5
- 低侵襲手術のため術後の回復が早い
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- Merit6
- 保険適用の手術が増えている
ロボット手術センターの特徴
泌尿器科、婦人科各領域の専門医とロボット手術のエキスパートが集う

東京国際大堀病院 ロボット手術センター長 / 婦人科部長
婦人科ロボット手術統括井坂 惠一– Keiichi Isaka –
当院では泌尿器科、婦人科の専門医が診断、治療にあたります。
特にロボット手術に関してはこれまで多くの手術を手掛けてきたエキスパートが治療を行います。癌の治療成績の向上のみならず、患者さんの機能温存を目指した質の高い手術を追求しています。
- – Plofile –
- 国内で初めて婦人科ロボット手術を施行、前 東京医科大学産科婦人科学特任教授、東京医科大学名誉教授
日本婦人科ロボット手術学会 理事長 / 日本ロボット外科学会 理事 / インテュイティブサージカル 見学施設認定医

東京国際大堀病院 院長 / 医学博士
泌尿器科ロボット手術統括大堀 理– Makoto Ohori –
2019年4月東京国際大堀病院を開設以後、多くの患者さまへ低侵襲ロボット支援手術を行ってまいりました。当院ロボット手術センターでは、患者さまの手術への不安や身体的な負担を少なくするための取り組みを行っている他、国内の若手医師へのロボット支援手術の指導などにも力を入れ、ロボット支援手術の発展に貢献してまいります。
- – Plofile –
- ロボット支援手術のパイオニア。東京医科大学ロボット手術支援センター長を経て、
2019年4月東京国際大堀病院を開設。
これまで指導、実施してきたロボット手術は1,000例以上におよぶ。
現在も年間100例以上の泌尿器科ロボット手術を担当すると同時に、後進の育成や他施設の医師の指導にあたっている。
ロボット外科学会 国内A級認定 /
ロボット外科学会国際 B級認定 /
インテュイティブサージカル da Vinci Certificate取得 /
インテュイティブサージカル 見学施設認定医 /
日本泌尿器内視鏡学会 認定プロクター(前立腺)
当院で実施可能な
ロボット(ダヴィンチ)支援手術
泌尿器科、婦人科領域における
保険適用ロボット支援手術
当院では、2019年4月に開院以降、泌尿器科領域でダヴィンチによるロボット手術を開始し、順調に症例を重ねております。
2020年4月からは婦人科ロボット手術のパイオニアである井坂恵一医師が参入し、婦人科領域でのロボット支援手術を開始いたしました。泌尿器科、婦人科ともに、これまで数多くのロボット支援手術を行ってきた医師が手術を行います。
(詳細な治療方法に関しては、各病名をクリックしてください)