がん検診 Medical examination
当院では前立腺がんをはじめとした泌尿器科・婦人科における各種がん検診・検査を実施しております。
また、当院では最新の検査機器をご用意しておりますので、検査当日、早いものだと最短30分から結果をご説明できる検査や、PSA検査の数値が高い方に関しては、前立腺がんの発見率80%以上を誇る、従来の検査方法と比較し精度の高い検査方法などもご案内いたします。
当院では患者さんとそのご家族の負担を少しでも取り除いていただくことに重きをおいており、在籍する医師間での多角連携により検査精度を高め、患者さんに安心していただけるような検査結果のご説明に努めておりますので。お気軽にご相談ください。
検診一覧
当院で実施している検診の一覧です。随時お申し込みを受け付けておりますのでお気軽にご相談ください。
三鷹市 前立腺がん検診
前立腺がんは50歳以上の男性の罹患率が急増するがんです。また、早期の前立腺がんは多くの場合、自覚症状がありません。早期治療、早期発見のために対象年齢の方かたは前立腺がん検診の受診をご検討ください。
血液検査は多くの病院・クリニックでできますが、その後の精密検査が可能な施設は三鷹市内に4つあり、当院もそのうちの一つです。三鷹市の前立腺がん検診では血液検査(PSA)が補助されます。PSAが高い方は、さらに詳しい検査をし、最終的に針生検(前立腺に針を刺して病理の検査でがんの有無を確認する)が必要とされることがあります。当院では疑わしさのレベルや疑わしい場所などに応じて1)外来での針生検、2)1泊入院、3)2泊入院の針生検に分けて考えています。特に2泊の検査はMRIで疑わしい場所と針を刺すときに使用する超音波の画像を融合して正確に針を刺すことができる、現在、世界でも最も精度の高い方法です。このため小さく難しい場所でもがんの発見率が高くなっています。具体的には担当医と外来で相談して頂きます。まず、以下に説明する様に対象になる方は血液検査(PSA)を一度受けられることをお勧めします。
- 対象
- 50・55・60・65・70歳の男性市民のかた
[令和5年4月から令和6年3月末までの満年齢]
※次のかたは受診できません:前立腺がん診断されているかた、健康保険を使って血清PSA値経過観察中のかた。 - 検診項目
- 問診、血液検査(PSA検査)
- 受診費用
- 500円
- ・当院の窓口でお支払いいただきます。
- ・検診以外の検査や治療(医療行為)があった場合は、他に自己負担が生じます。健康保険証を持参してください。
- ・生活保護受給世帯または中国残留邦人等支援給付世帯のかたは費用免除制度があります。
三鷹市役所2Fの生活福祉課窓口で保護証明書または受給証明書の交付を受け、受診当日い受付へご提出してください。
- 受診期間
- 令和5年5月1日から令和6年2月28日まで受診できますが、
混雑緩和のため、誕生月に応じた下記期間内での受診をお願いします。- 誕生月区分
- 受診期間
- 4月から7月生まれ
- 令和5年5月1日から令和5年9月30日まで
- 8月から11月生まれ
- 令和5年6月1日から令和5年10月31日まで
- 12月から3月生まれ
- 令和5年7月1日から令和5年11月30日まで
- 受診される際のお願い
- ・新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ほとんどの医療機関で予約が必要になっておりますので、あらかじめご確認ください。
- ・受診の際は必ずマスクの着用をお願いします。
- ・風邪症状(発熱、咳など)がある方は受診できませんので、体調が回復してから受診してください。
- ・その他、詳しくは医療機関の窓口へお電話でご相談ください。
三鷹市 子宮がん検診
子宮がんは、主にがんができる場所によって、子宮頸がんと子宮体がんの2種類があります。
このうち子宮頸がんは、年間約1万人が罹患し約2,900人が死亡しており、患者数・死亡数ともに近年増加傾向にあります。特に20歳から40歳代の若い世代での罹患が増加しています。初期の段階ではほとんどが無症状のため、検診による早期発見がとても大切です。
三鷹市では、20歳以上のかたは1年に1度、申込により子宮がん検診が受けられます。当院では早期発見、治療で大切な命を守るために、定期的に受診されることをお勧めしております。
- 対象
- 20歳以上女性市民のかた(平成16年3月31日以前に生まれたかた)
次のかたは申込不要です
令和5年4月1日現在、満20歳のかた(平成12年4月2日から平成13年4月1日生まれのかた)は、無料受診票を5月下旬に送付します。
- 検診項目
頸部検診
視診、内診、検体採取細胞診
体部検診
検体採取細胞診
体部検診について
子宮頸部検診の受診者のうち、問診の結果、原則6カ月以内に不正性器出血のみられたかたで、次のいずれかに該当するかたは体部の検診も行います(体部のみの検診は行っておりません)。
- 50歳以上のかた、または閉経以後のかた
- 未妊娠のかたで月経不規則のかた
- 医師が体がん検診を特に認めたかた
超音波検診(オプション)
経腟超音波検診(経腟エコー検診)
超音波検診について
当院では子宮体がんや子宮筋腫、卵巣腫瘍等の診断として有効な経腟超音波検診をオプションとして実施しております。子宮頸がん検診当日医師・看護師にお尋ねください。
- 受診費用
頸部
500円
頸部及び体部
1,000円(体部検診は、医師が必要と判断した場合のみ)
- 受診当日に医療機関窓口でお支払いください。
- 検診以外の検査や治療(医療行為)があった場合は、自費(保険診療)となります。
健康保険証を持参してください。 - 生活保護受給世帯または中国残留邦人等支援給付世帯のかたは費用免除制度があります。
生活福祉課窓口(市役所2階)で保護証明書または受給証明書の交付を受け、かつ、受診票に免除スタンプを押してもらってから受診してください。
超音波検診(オプション)
2,200円(税込)
- 受診当日に医療機関窓口でお支払いください。
- 自費(保険診療)となります。健康保険証を持参してください。
- 受診期間
- 令和5年6月1日(木曜日)から令和6年1月31日(火曜日)まで
受診期間終了間際は大変混雑しますので、早めの受診をお願いします。
検診の予約・受付について
事前に電話やお問い合わせフォームから検査をご予約ください。また、直接来院されてからの受付も行えます。
※検査の種類によっては時間がかかるものもございますので、事前のご相談・ご予約をおすすめいたします。