婦人科 Gynecology
忙しい女性の
快適な生活ささえる
身近な医療を目指して
仕事や恋愛、家事や子育てに忙しい女性が健康で快適な生活を送るうえで、婦人科に関するお悩みは一生涯付き合って行かなければなりません。 普段、何気ない頭痛やイライラなどの症状が、実は月経困難症や更年期障害等の疾患が原因で引き起こされるケースがあることをご存知でしょうか。
診察を受けてお薬の処方だけで楽に改善されるケースもあれば、子宮筋腫や卵巣腫瘍などと行った進行疾患が隠れていることもございます。少しでも「体調が優れないな」と思うことがありましたら、お気軽にご相談ください。 お悩みを少しでも解決させることで、皆さまが今よりも快適な生活が送れるお手伝いをいたします。
また、当院の婦人科では豊富な診療経験をもった、低侵襲ロボット婦人科手術や腹腔鏡手術の執刀医が在籍しており、 女性が抱える多くの疾患に対してトータルな診療体制を目指しております。
女性ならではのこのような症状はありませんか?当院の婦人科までお気軽にご相談ください
- 筋腫が気になる
- 月経痛や過多月経を治療したい
- おりものの量や匂いが気になる
- 不正出血、下腹部痛、下腹部に違和感がある
- 動悸・冷え・めまい・頭痛がある
- 外陰部の痒み・痛み・できもの
- 子宮がん、卵巣腫瘍の検診
- 子宮が降りてきている・違和感がある
- 頻尿・排尿痛・残尿感がある
- 性行為時に痛みがある
- ピル等の処方
- HPVワクチン接種、ミレーナ装着
主な婦人科の疾患
子宮がん(子宮頸がん、子宮体がん)
- 子宮体がん、子宮頸がんは発生する部位の違いだけでなく発生原因・がん細胞の形・症状の進行度・発生しやすい年代に違いが見られます。
子宮がん検診は早期発見に役立ち命も子宮も守りますので定期的な受診をおすすめします。又、子宮がん検診の問診で不正出血がみられる方については体がんの細胞診も行います。HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンの接種も頸がんの予防効果があります。 - 子宮頸がんについて詳しくみる
- 子宮体がんについて詳しくみる
子宮筋腫
- 子宮筋腫は、女性の20~30%が罹患すると言われており、産婦人科が扱う疾患の中で最も多いもののひとつです。筋腫が小さい場合には治療をせずに経過観察で済ませられることもあります。
子宮体がんや子宮頸がんのような重篤な病気ではありませんが、子宮筋腫は子宮筋層にできる小さなコブの様な良性の腫瘍です。腫瘍というと、悪性腫瘍(がん)をイメージしますが、そのようなものとは異なります。 - 子宮筋腫について詳しくみる
卵巣腫瘍(卵巣がん)
- 卵巣にできる腫瘍の全てを含みます。
良性のもの、悪性のもの、またその中間的な性格のもの、自然と消滅する機能的なものと様々ですが、特有の症状はほとんど無く発見が遅くなる傾向にあるため悪性の場合進行が心配されます。 - 卵巣腫瘍(卵巣がん)について詳しくみる
子宮内膜症
- 子宮粘膜と同じ細胞が子宮粘膜以外の場所に発生した腫瘍をいいます。子宮の筋肉層に発生するもの(子宮腺筋症)、卵巣内(チョコレート嚢胞)、卵巣外、膀胱や腸の表面や粘膜、その他体内の信じられない部位にも発生することがあります。この病気は女性ホルモンの作用で増殖・縮小します。
- 子宮内膜症について詳しくみる
- チョコレート嚢胞について詳しくみる
骨盤臓器脱(子宮脱・膀胱脱)
- 子宮や膀胱が閉経によるホルモンの低下や筋肉の緩みの為に下垂し腔から脱出する事をいいます。治療には手術療法と保存的療法があります。手術には仙骨膣固定術(膣壁をメッシュで仙骨に固定する方法)や、腔閉鎖術を行います。保存的療法としてはペッサリーを用いた一時的矯正や骨盤底筋体操があります。当院ではロボット支援下による仙骨膣固定術も可能です。ご希望の方は婦人科外来担当医にご相談ください。
- 骨盤臓器脱について詳しくみる
子宮腺筋症
- 子宮腺筋症は、本来は子宮の内側に位置する子宮内膜組織が、子宮筋の中にできてしまう病気です。よく似た症状である子宮内膜症は、子宮内膜組織が子宮以外の場所にできてしまうのもですが、子宮腺筋症は子宮内膜組織が子宮筋の中に発生します。
また、子宮筋腫はこぶ(腫瘍)を作るために子宮筋との境界がわかりにくい、という特徴があります。 - 子宮腺筋症について詳しくみる
性感染症(STD)
- 性感染症とは性交渉またはこれに類似した性行為によって皮膚や粘膜の接触により感染する疾患をいいます。性感染症の種類はHIV・クラミジア、カンジダ、淋菌、トリコモナス、性器ヘルペス、尖圭コンジローマなどがあります。
- 性感染症(STD)について詳しくみる
更年期障害
- 更年期とは生殖期から老年期への移行期で閉経の前後10年間を指し、加齢に伴い卵巣機能が衰退し、排卵の消失や月経不順、無月経となり、閉経します。更年期障害とは更年期の性腺機能の変化から自律神経失調症状(のぼせ、冷汗、動悸、冷え、めまい)や精神神経症状(不眠、不安、憂鬱、孤独感、頭重感)などを主訴とした症候群です。
- 更年期障害について詳しくみる