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主な泌尿器科疾患

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尿路結石の治療について

尿路結石の診断方法

尿路結石の診断方法には、主に『症状』『尿・血液検査』『画像診断』によって確定診断が行われます。結石であった場合には、大きさや場所、尿路の閉塞状態も診断し、これらは治療方針決定の重要な情報となります。

尿路結成の疾患箇所
© 2019 Boston Scientific Corporation. All rights reserved.
  • 症状

    通常、尿管結石の初期症状は激痛を伴います。この痛みは、結石が尿管を通るときの刺激等により、突然起こります。特に、結石が下腹部や横腹部にある場合は、急激に鋭い痛みを感じます。また、結石が大きすぎて簡単に 尿管を通らない場合、激痛が続きます。結石が膀胱に近づくと頻繁に尿意を感じたり、排尿時に激しい痛みを感じることがあります。腎臓結石は無症状の場合も多く、血尿等で発見されることがあります。

  • 


尿・血液検査

    尿中の成分を調べ、血尿の有無、細菌の存在、結晶の有無などの診断を行います。また血液を採取して腎機能、尿酸値、カルシウム値、リン値などを調べます。


  • 画像診断

    レントゲン検査(腎尿管膀胱単純撮影(KUB))やCT検査、超音波検査(エコー検査)、静脈性腎盂造影法(IVP・DIP)などがあり、患者さまの状態により選択されます。

当院の尿路結石症の治療方針

結石の治療は、結石の部位や大きさ、患者様の背景(年齢、体型、合併症の有無など)を考慮して最適な治療をご提案しております。
当院では薬物による自然排石の促進、体外衝撃波結石破砕術(ESWL:extracorporeal shock wave lithotripsy)、経尿道的尿路結石破砕術(TUL:transurethral lithotomy)、経皮的腎砕石術(PNL:percutaneous nephrolithotripsy)といった様々な治療に対応しております。
また、結石の成分分析、蓄尿検査による結石の原因精査から再発予防に努め、定期的な再発チェックを行ってまいります。

治療方法

【1】体外衝撃波結石破砕術(ESWL:extracorporeal shock wave lithotripsy)
体外衝撃波結石破砕術(ESWL)とは?
体外衝撃波結石破砕術(ESWL)の図解

体外から衝撃波エネルギーを結石に当てて砂状に粉砕し、破砕片を尿とともに体外に排出させる治療です。
日帰り手術を原則としており、治療時間は1時間ほどです。
結石の大きさや硬さによっては、1回の治療では終わらない場合もあり、その場合には数週間後に2回目以降の治療を行います。
1つの結石に対してESWL治療を繰り返し行っても、一連の連続する治療であれば治療費は1回分のみ請求されます。
当院では、EDAP TMS社の体外衝撃波結石破砕装置『Snolith i-move(ソノリスアイムーブ)』を導入しており。高精度の結石の探査から早期治療(結石粉砕)が可能です。

当院の体外衝撃波結石破砕装置について
体外衝撃波結石破砕装置『Sonolith i-move(ソノリス アイムーブ)』
  • 自動圧力制御システム

    特許技術の自動圧力制御システムでリアルタイムに焦点の圧力を測定、調整。正確で再現性の高い衝撃波を確実に発生できます。全ての患者さまへ同質の治療効果を経時変化の影響を受けずに実現させます。

    i-moveの使用イメージ
  • 結石の完全排石率81%

    特許技術である電気伝導方式(ECLテクノロジー)を搭載。従来の結石破砕装置と比べて、正確で安定した高エネルギーを繰り返し放電させることができ、より細かく結石を破砕することが可能となりました。

    電気電動方式(ECLテクノロジー)
  • 小児から大人まで

    新型のDiatronVの衝撃波ジェネレータの焦点震度は160mmから最大180mmであり、さまざまな体型の患者さまの治療に適応可能です。小児から大柄の患者さまの治療に適応可能です。

    i-moveの特徴
電気伝導方式衝撃波発生装置(ECLテクノロジー)について
ECLテクノロジーとは

ECLテクノロジーは、EHL(水中放電技術)の高エネルギーっとビエゾ(圧電素子)の細かく粉砕するという利点を備え、EHLの問題点であった精度と繰り返しをクリアーした、クオリティーの高い破砕を行うことのできるテクノロジーです。

ECLテクノロジーの説明1
ECLテクノロジー図解
  • 第1焦点(F1)では、常に正確で安定した高エネルギーを繰り返し放電します。(図1)
  • 第2焦点(F2)では、精度と集束度の高い衝撃波圧力が得られます。(図2)
  • ジェネレーターの寿命に左右されることなく、安定したパワーが得られます。(図2)
  • 第2焦点への衝撃波の入射角が80度と広いため、患者さまの痛みは少なく、且つ結石上で最大のエネルギーになります。(図2)

Hydrophone衝撃波圧力自動制御システム(独占技術)

自動圧力制御システムは、衝撃波発生装置に搭載され、リアルタイムに圧力をモニターすることが可能となります。要求される圧力よりも低い場合、自動圧力制御システムが機能し出力電圧を増大させ、要求された圧力と供給された圧力の間の相違を解消します。これにより、結石へは要求する圧力が常に供給されることが約束されます。

圧力が均一
【Hydrophone衝撃波圧力自動制御システム】
圧力が不安定
【その他のテクノロジー】

最良の臨床効果が得られます

結石の種類は多種多様です。ソノリスでは、衝撃波のパワーをパーセンテージで設定ができます。これにより結石のサイズやタイプに関わらず最適かつ完全な破砕を実現することができます。

ソノリス臨床効果グラフ
ソノリスイメージ

臨床的メリット

エネルギー/傷み/効力のバランスを取り、無麻酔で高い治療効果が得られます。また、患者さまの年齢、健康状態等に合わせて無痛治療から最高レベルの破砕効果まで、幅広い治療が可能です。

  • 高い完全排石率
  • 低い再治療率
  • 優秀な総合治療効果
ソノリス臨床的メリット棒グラフ
結石サイズ及び結石破砕装置ごとにみる結果
【2】経尿道的尿路結石除去術(TUL:transurethral lithotomy)
経尿道的尿路結石破砕術(TUL)とは?
経尿道的尿路結石破砕術(TUL)の図解

下半身麻酔または全身麻酔後に細径内視鏡(尿管鏡)を尿道から挿入し、直接結石を観察しながら、レーザーを用いて結石を破砕します。その後、破砕片をバスケットカテーテル(結石回収装置)を用いて体外に摘出します。尿路結石を安全かつ確実に破砕・回収する根治性の高い手術方法です。
従来の硬い尿管鏡(硬性尿管鏡)に加え、機能が向上した軟らかい内視鏡(軟性尿管鏡)を用いることにより、尿管結石だけでなく腎臓結石も治療可能です。
結石の硬さに関わらず破砕が可能であり、通常2cmまでの結石を対象としておりますが、結石が大きく1回で破砕摘出できない場合や、尿管が狭く内視鏡が挿入できない場合などもあります。
手術後は、手術中に取り出せなかった小さな結石が排出されやすいように、また、尿がスムーズに流れるように、尿管に管 (尿管ステント)を4週間程度留置します。入院期間は約4-5日となります。

経尿道的尿路結石破砕術(TUL)の手順

経尿道的尿路結石破砕術(TUL)の手順図解
© 2019 Boston Scientific Corporation. All rights reserved.

高出力ホルミニウムレーザー装置

当院では、Boston scientific社の高出力ホルミニウムレーザー装置『Lumenis Pulse™ 120H』を導入しております。国内最高出力120W、国内最高レート80Hzにてより早く、より易しく、より安全に結石破砕が可能となっております。

Lumenis Pulse™ 120H
© 2019 Lumenis Japan Co.,Ltd.
【3】経皮的腎砕石術(PNL:percutaneous nephrolithotripsy)
経皮的腎砕石術(PNL)とは?
経皮的腎砕石術(PNL)の図解

一般的に2cm以上の大きな結石や腎盂内を埋め尽くすサンゴ状結石に対する治療法として体外衝撃波(ESWL)や経尿道的手術(TUL)では1回の治療で結石フリー状態が得られることは少ないのが現状です。そのような結石に対して選択される治療法です。
破砕法はf-TULと同様ですがルートは腰背部からエコー下腎穿刺を行い腎瘻(腎臓までのルート)を作成します。それを利用して数回の結石破砕を行い、結石を完全除去します。
結石の位置によっては経尿道的手術(TUL)を組み合わせて施行いたします。入院期間は約7-10日となります。

経皮的腎砕石術(PNL)の手順

経皮的腎砕石術(PNL)の手順図解
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